企業年金 どんな年金なのか理解は大丈夫?

年金

ななちゃん「『年金』って言っても、いろいろやねんね」

スズ「そうやねん。年金語らせたら私止まらへんで(笑)」

ななちゃん「やめてー。もうええわ。聞きたないし」

スズ「ひどいなぁ」

ななちゃん「でもさ、iDeCoも年金、って言っとったやん」

スズ「そうそう。個人型の確定拠出年金」

ななちゃん「これは昨日の話の中になかったんちゃう?」

スズ「お、さすが!」

今日は、「企業年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


国が管理、運営している年金制度は
国民年金と厚生年金です。

でも、
iDeCo(イデコ)も公的な年金というイメージありませんか?

実は
国が運営する年金制度を公的年金、といい、
iDeCoや企業年金のことを私的年金、といいます。


私的年金、というと、
民間の保険会社が運営しているようなイメージがありますが、
それだけではありません。
公的年金の上乗せ部分の年金のことを広く私的年金といいます


ここでは私的年金の中の、
企業年金をみていきましょう。


企業年金とは、
会社が従業員のために年金を支給するしくみです。


「企業年金」という名前の年金があるわけではなく、
企業型確定拠出年金や、
確定給付企業年金などがあり、
それらをひっくるめて企業年金、と呼んでいます。


では、どのように企業年金を受け取るのかというと、
退職後に年金という形で受け取ります。

会社が用意してくれていた年金資産を、
何年間、などの期間内で分割して受け取ります

仮に、
会社が用意してくれていた年金資産が1000万円あったとします。
それを20年間で受け取るとすると、
ざっと1年間に50万円受け取る計算になりますね。
月にすると、4万円ぐらいです。

受け取りの期間ですが、
5年間、10年間、20年間、といったような中から自分で選びます。
(一括で受け取る方法もあります)

先ほどの1000万円を
10年間で受け取るとすると、
ざっと1年間に100万円の受け取りになり、
毎月8万円ぐらい受け取る計算になります。

ただし、
10年間で年金を受け取ってしまうと、
11年目以降はストップしてしまいますね。

厚生年金などの公的年金は、
一旦受け取りを始めると、
生きている間ずっと口座に年金が振り込まれますが、

企業年金は、このように期間限定です(例外あり)


仮に
企業年金を65歳から10年間で受け取ると、
75歳になるとストップしてしまうので
75歳以降は、厚生年金だけになってしまうかも知れません。

今は昔より平均寿命も延びていますよね。
100歳を超えても生きている人はたくさんいます。

そんなことも考えて、
企業年金は大事に使いたいですね。



ななちゃん「年金、年金・・・夢見そう」
スズ「整理しといてー」



今日は、「企業年金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「定年」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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