家計簿③ こうして使います

ライフプランニング

ななちゃん「昨日スズが言ってた『先月と今月のお給料日の前日の残高を比べる』って話さ。そんなんせなあかんの?」

スズ「ななちゃんみたいに家計簿つけてたら、毎月の支出の額って分かるけど、家計簿つけてへん人も多いやんね」

ななちゃん「たしかに。私の妹は家計簿つけてなくて、『何に使ってるのか分からへんけど、お金がなくなるー』ってゆーてるわ」

スズ「そうそう。そういう人多いねん」

ななちゃん「へぇー、そうなんや」

スズ「そんな人にもこれからは家計簿つけてほしいねんけど、『では、2カ月間ほどまずは続けてみましょう』って聞くとやる気なくなるやんね」

ななちゃん「たしかにー」

スズ「だからね、手っ取り早く使ったお金を把握するやり方として、『先月と今月のお給料日の前日の残高を比べる』ってことをやるねん」

今日は、「家計簿」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


昨日は、
自分は1カ月にいくら使っているのか、
ざっと把握する方法をお話しました。


皆さんの中には、
「ボーナスをもらった月はたくさん使う」という人も多いと思います。

そこで今日は、
1年間に使ったお金をみていきましょう。


今度は、
現在の銀行口座の残高と、
1年前の銀行口座の残高
を見比べてください。


もし、
銀行口座の残高が、
「1年前の」残高と同じぐらいなら、

あなたは収入全部を使っていることになります。



1年間の収入は、
毎月の給料×12回
ボーナス×2回
でしょうか



けれど、もし
あなたが給料やボーナスのうち、
いくらかを貯金に回していれば、

銀行口座の残高が、
1年前の残高と同じぐらいだったとしても、
収入の全部を使ったことにはなりません。

収入から貯金額を引いた残り、が「1年間に使ったお金」です。



どうですか?
「意外とたくさん使ってるな」
と思った人も多いのではないでしょうか。


1年間の収入
1年間の支出が分かることで、

その差額である「残ったお金」も簡単に分かりますね。



この、
「残ったお金」が、
貯金できる額
投資に回せる額
です。


残ったお金が50万円だとしたら、
それを10年間貯め続けると
500万円になります。



仮に、
「5年後に家を買いたいから、300万円用意したい」

そう思ったら、
1年間に60万円貯金すれば貯まります
(インフレのことは考慮していません)

1年間に60万円ということは、
毎月5万円貯金すれば貯まります。


毎月5万円貯金できるかどうかは、
家計簿をつけることで分かるということです


そういった目標をもって、
まずは家計簿をつけるということを習慣化していくと良いですね。



ななちゃん「家計簿つけるんが楽しいのにー」
スズ「折角つけてるねんから、活用しーやー」



今日は、「家計簿」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「地震保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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