ななちゃん「私らってさ、税金払ってるやん」
スズ「なんや、唐突に」
ななちゃん「税金っていろいろ名前があるやんね」
スズ「せやね」
ななちゃん「私らが払ってる税金、って何税?」
スズ「給料もらって支払う税金は、所得税と住民税やよ」
今日は、「住民税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
「税金を支払う」と一口に言っても、支払う税金の種類は場面ごとに違います。
税金の種類はたくさんありますが、
給料をもらって支払う税金は
所得税と住民税です。
今日は、この中の住民税のことをみていきましょう。
住民税は
住んでいる市町村と都道府県に納める税金です。
地方税、という言い方もします。
住民税は「地域社会の会費的なもの」と捉えると分かりやすいと思います。
そこに住む住民は、市や県に会費を支払っている、というイメージですね。
住民にとっては
ごみ処理や、上下水道、学校など、
その地域で暮らしていくために必要なものがたくさんあります。
ごみ処理に関して言えば、
当たり前のように使っているサービスですが
収集に来てもらえることで、自分の家からごみを無くすことができ
それにより快適に暮らすことができるわけです。
快適に暮らすためには、
ごみの収集に来てくれる作業員の給料
ごみ収集車の購入、メンテナンス、ガソリン代
処分場の運営費など さまざまな費用が必要です。
これらにかかる費用を住民税で賄っています。
さて、住民税ですが、
均等割
所得割
この2つの合計になります。
均等割は、
住民が平等に負担するお金で、基本5000円です。
所得割は、
前年の所得の額に応じて負担します。
税率は課税所得に対して10%です。
例えば
年収300万円の独身の会社員は、
およそ年間16万円になります。
所得税は、所得金額により税率が変わってきますが、
住民税は一律です。
ななちゃん「税金高いって文句言ってたけど、そういう使い道なんや」
スズ「文句言っとったん?(笑)」
今日は、「住民税」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「定額減税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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