ななちゃん「こないだ知り合いが事故してさ」
スズ「ケガはなかった?」
ななちゃん「うん、ケガはしなかった。でも車の修理がいるらしいわ」
スズ「どんな事故やったん?」
ななちゃん「車運転してる時に、ピロン!とLINEの通知音がしてんて」
スズ「ありそう」
ななちゃん「スマホは、助手席のシートに置いたカバンの中に入れてやってん」
スズ「ふむふむ」
ななちゃん「次の信号待ちの時にチェックしようかな、と思って、助手席のカバンに左手を伸ばした時、路駐してある車にぶつけてしもてんて」
スズ「あちゃー。前見て運転してるつもりでも、気持ちがスマホに取られててんね」
今日は、「車の保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
車を運転する皆さんなら、
運転していて「ひやっ」とした経験ありませんか?
ななちゃんの知り合いのように、
LINEの通知音に集中力を持っていかれて
ちゃんと前を見ていなかった、
ということもあったかも知れません。
たとえ、集中して運転していたとしても、
事故を起こしてしまうかも知れません。
特に、
雨の日や夜などの視界が悪い時
夕方から夜になりかけの時間帯など
事故が多いようです。
ぶつけてしまった車には誰も乗っていなかった、
ということもあれば、
中に人が乗っていたり、
歩いている人に当たってしまう可能性もあるわけです。
事故を起こしてしまったら、
気持ちは凹むし、
しばらくはご飯も美味しく感じられないかも知れません。
そして、
気持ちの面で辛いだけではなく、
「相手への補償」が必要になってくるので、
お金の面でも頭を悩ますことになります。
事故を起こすと、
気持ちの面でも、
お金の面でも、
相当なショックを受けるわけです。
残念ながら、
気持ちが凹むことに関しては、
一瞬で取り除く方法はありませんが、
お金に関しては、
保険に入っておくことで
ショックを和らげることができます。
車の保険は、
ケガをさせた相手(対人賠償保険)
壊したモノ(対物賠償保険)
自分と搭乗者(人身傷害保険など)
自分の車(車両保険)
などに対しての補償があります。
具体的にみていきましょう
対人賠償保険は、
相手を死亡させてしまったり、
ケガをさせてしまったなどの時、
慰謝料、治療費などを、
自分に代わって保険会社が相手に支払ってくれます。
車には、人への補償のために
自賠責保険という
公的な保険の加入が義務付けられていますが、
保険金が充分でない場合もあります。
自賠責保険でカバーできない部分を
任意保険で補う、というものです。
保険の金額を「無制限」にしておくことでお金の心配をせずに済みます。
対物賠償保険(壊したモノに対して)は、
相手の車を傷つけてしまった、
電柱やガードレールを壊してしまったなどの場合、
その修理費用を保険会社が支払ってくれます。
これも、保険の金額を「無制限」とすることで、お金の心配をせずに済みます。
人身傷害保険(自分と搭乗者に対して)は、
自分や同乗者がケガをした場合、
保険会社が治療費を支払ってくれます。
車両保険(自分の車に対して)は、
自分の車を傷つけてしまった場合、
保険会社が修理費用(一部負担あり)を支払ってくれます。
このように、
車の保険は、
もしもの時にお金の心配を和らげてくれるものなのです。
ななちゃん「自動車保険更新、オプション多すぎ」
スズ「わかるー」
今日は、「車の保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「車両保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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