ななちゃん「いとこがさ、子どもが3人になったから家買うらしいわ」
スズ「にぎやかやろね」
ななちゃん「賃貸アパートに住んでやるねんけど、下の階の人に気兼ねになってきてんて」
スズ「お互いさまやねんけどね」
ななちゃん「『良さげな土地見つけた』って言ってたけど、建ってる家を買うわけちゃうんやと思って」
スズ「注文住宅やね」
今日は、「注文住宅と建売住宅」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
戸建ての住宅に住んでいる人はご存じだと思いますが、
戸建ての家は
注文住宅と 建売住宅とがあります。
注文住宅は、
基本 自分の土地に「こんな建物を建ててください」と注文して家を建てます。
建築士が間取りを設計して、
工務店がそれを元に家を建てます。
その際 「こんな素材を使って建ててください」といった希望などを言うこともできます。
建売住宅は、
既に完成している土地付きの家です。
場所や間取りが気に入れば すぐに購入できます。
注文住宅と建売住宅
イメージしてもらえましたか?
では、
もし皆さんが戸建て住宅を購入することになった時の
住宅ローンについてみていきましょう。
建売住宅を購入する場合、
既に住宅は完成しているので
それを担保に住宅ローンを組みます。
具体的には、
諸経費(住宅価格の3~7%)や頭金を準備しておけば、
他に大きなお金が必要になることはありません。
これに対し注文住宅の場合は
スケジュールが少し複雑になってきます。
注文住宅は、
自分の土地に 注文した建物を建ててもらうんでしたね。
「家を建てよう」と思った時点では、
まだ住宅らしいものは何も建っていないわけです。
住宅ローンは、住宅を担保にお金を借りることなので
家が建っていないうちは、基本お金は借りられません。
けれど 注文住宅は
完成するまでに何度か大きなお金が必要になります。
どんなお金が必要かというと、
手付金
土地の購入代金
建物の着工金、中間金などです。
これらはいずれもまとまった金額になります。
銀行によっては、
住宅ローンを分割で貸してくれたり
つなぎ融資といって
住宅ローンでお金を借りられるまでの期間
つなぎでお金を貸してくれる銀行もあるので、
全てのお金を自分で用意しておく必要はありません。
ただ、
どのタイミングで
いくらのお金が必要なのか
そのお金をどのように用意するのか、
そういったスケジュールをきっちり立てておくことで
住宅が完成する日をゆったり待てるのではないでしょうか。
ななちゃん「建売の方が簡単でええな」
スズ「希望通りの家が見つかったらいいよね」
今日は、「注文住宅と建売住宅」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「借地権」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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