「早めにもらう?」│年金の繰上げ受給で後悔しないための基礎知識

年金

ななちゃん「私のおじさん、年金を前倒しでもらおうかなって言ってるねん」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「せっかくもらえるんやったら、早いとこもらいたいって」

スズ「なるほど」

ななちゃん「何に使うの?って聞いたら、別に考えてへん、って」

スズ「(笑)」

今日は、「年金繰上げは損?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

年金は、原則65歳から受け取り始めます。

でも、「早く受け取りたい」と思ったら、
60歳から64歳までの間に受け取りを始めることができます。


これを「繰上げ受給」といいます。


例えば、
来年から仕送りでお金をもらう約束があったとします。
本当は来年からもらう予定だけれど、
「今年から前倒しでもらいたい」とお願いするようなイメージです。


ただし、
年金は 早く受け取り始めることができますが、
1か月早めるごとに少しずつ金額が減ります


例えば60歳から受け取ると、24%減ります。

毎年100万円受け取れたとすると、
それが76万円になるイメージです。


そして、この減った金額は、
原則として一生変わりません


さらに、
繰上げ受給には気を付けたいことがあります。


繰上げ受給をした後に、新たに病気やけがをして障害が残っても、
原則として障害年金を新たに受け取ることができなくなります。


元気なうちは気にならなくても、
将来何が起こるかは誰にも分かりません。

そのため、この点もよく考えて決めることが大切です。


では、「繰上げは損なの?」というと、一概には言えません。


確かに、1年あたりにもらえる金額は少なくなります。
でも、その分、受け取り始める時期が早くなります。

生活費が足りない場合、
今すぐ年金が必要な場合は、助けになることもあります。


一方で、長生きすると、
65歳から受け取った場合のほうが
合計でもらえる金額が多くなる可能性があります。

また、一度繰上げ受給を始めると、
後から65歳受給に戻すことはできません


つまり、
繰上げ受給することにより、
年金額が一生減ることや、
その後に生じた障害に対する障害年金が受け取れなくなるなどの影響があります。


「せっかくもらえるんだから」という理由だけで決めるのではなく、
自分の暮らしや健康、貯金などを考えて選ぶことが大切です。



ななちゃん「やっぱ普通にもらう?」
スズ「まだ先やろ」



今日は、「年金繰上げは損?」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「休職中の社会保険料」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



独立系ファイナンシャルプランナー事務所 FP office Bellsへのご相談は、
こちらから → https://fp-office-bells.com/contact.php

コメント