ななちゃん「年末調整の書類出したよ」
スズ「そんな時期やね」
ななちゃん「保険会社から来たハガキもつけといた」
スズ「うん」
ななちゃん「あのハガキのやつ、控除になるんやろ?」
今日は、「確定申告したほうが得する『会社員でも使える控除』」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
「確定申告は自営業の人がするもの」と思われがちですが、
実は会社員でも、申告をすることで税金が戻ってくるケースがあります。
ポイントは、
会社が把握していない支出があるかどうかです。
では、どんなものがあるのでしょうか。
まず一つ目は 医療費控除。
1年間に支払った医療費が合計10万円を超えると対象になります。
(所得によっては10万円以下でも可)
病院代だけでなく、
市販薬、通院の電車代、歯の治療、家族の医療費も合算できます。
「そんなに医療費かかってない」と思っていても
1年分まとめると意外と超えることがあります。
二つ目は ふるさと納税。
ワンストップ特例を使い忘れた場合や
寄付先が6か所以上だった場合は
確定申告が必要です。
そして意外と知られていないのが
雑損控除 です。
災害や盗難で大きな損害を受けた場合に使える制度で、
会社員でも対象になります。
たとえば家が台風や水害で被害を受け、
修理費が 200万円 かかったものの
火災保険から受け取れたのが 120万円 だった場合、
足りない 80万円 は自分で負担することになります。
この “保険では補えなかった損失” は、
税金の計算上「損害」と認められ、
確定申告することで税金が戻ってくる可能性があります。
このほかにも、
年末調整で提出を忘れた生命保険料控除や地震保険料控除なども
確定申告で取り戻せます。
会社員にとって確定申告は、
「税金が戻るかもしれない」大事な機会です。
領収書や明細を見返して、
該当するものがないか確認してみると
思わぬ節税につながることがあります。
ななちゃん「ふるさと納税はギリギリ5カ所」
スズ「数えてた?」
今日は、「確定申告したほうが得する『会社員でも使える控除』」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「『何となく貯まらない』を卒業するには」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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