ななちゃん「知らんまに、ランチの値段めっちゃ上がってへん?」
スズ「ほんま、たかなってるよね」
ななちゃん「日帰り温泉もいつの間にか800円にもなっててびっくりしたで」
スズ「節約しても限界あるよね」
ななちゃん「そうそう! お給料上がるって聞いたけど、あんまり上がってへんしさー」
スズ「だからかどうかわからんけど、最近副業始めてる人増えてきてるらしいやん。私の知ってる人でユーチューバーやり始めた人がおるわ」
ななちゃん「そういえば私の友達にも、自分で小物とか作ってネットで販売してる子おるわ。自分の好きなことやって稼げたらええなぁ」
スズ「そやね。その前に副業のことちょっと見とこか」
今日は「副業を始めたら」について知識をプラスしていきましょう
皆さんは、確定申告していますか?
会社員の方は、確定申告をする必要はありませんね。
会社が「年末調整」というものをしてくれるので、基本的には確定申告する必要がありません。
「確定申告が大変・・・」とフリーランスの友人が言ってるのを聞くたびに、
「自分は会社員だから関係ないもんね」と思ってる人もいるかも知れませんが、
会社員でも副業を始めたら、確定申告が関係してきます。
あなたが副業を始めたとして、
その所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。
ここでは、あなたが副業でユーチューバーを始めた場合を考えてみましょう。
ユーチューバーとしての所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。
ここでいう所得、ですが、
収入、とは違います。
所得は、
収入から「その事業を行うために必要な経費」を差し引いたものです。
「その事業を行うために必要な経費」とは、
ユーチューバーの場合だと、
パソコンや照明器具などの購入代金や、通信料などです。
YouTubeで何か配信しようとすると、
パソコンや照明器具などがいりますよね。
配信するためには通信料もかかります。
これらにかかるお金が、「その事業を行うために必要な経費」になります。
では、先ほどの文章に戻ってみましょう。
あなたが副業を始めたとして、
その所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります
では、具体的に数字を入れて見ていきましょう。
あなたがYouTubeで配信した結果、
1年間に30万円の収入があったとしましょう。
そして、パソコンや照明器具などの代金、通信料などの合計が14万円だったとします。
すると、次のような計算式になります。
30万円(収入)-14万円(経費)=16万円
この場合、所得は16万円です。
20万円以下なので確定申告は必要ありません。
けれど、そんなにお金をかけなくてYouTubeの配信ができたとしましょう。
中古のパソコン代と通信料で、合計6万円だった場合、
30万円(収入)-6万円(経費)=24万円
この場合の所得は24万円です。
20万円を超えるので、確定申告の必要があります。
ななちゃんの友達のように、小物を手作りして販売するような場合は、
小物を作るために必要な材料(布とか糸など)や、
お客さんに商品を送るための送料などが経費になります。
今日は、副業の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、確定申告の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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コメント
勉強になります。
すごく分かりやすくて面白かったです!