ななちゃん「会社でやってる確定拠出年金さ」
スズ「うん」
ななちゃん「年いったらお金もらえるんやろ?」
スズ「そうやよ」
ななちゃん「でもさ、普通の年金と違って死ぬまではもらわれへんのやろ?」
スズ「死ぬまでもらう方法もあるよ」
ななちゃん「そうなん?」
今日は、「通算企業年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
65歳になったら受け取る公的年金は、
生きている限りもらえます。
100歳まで長生きしたとしても、
途中で年金が終了してしまうことはありません。
「あなたはもう90歳になったので年金は終了です」
などということはない、ということですね。
けれど
会社でやっている企業年金(確定給付企業年金、企業型確定拠出年金)は、
「年金」という名前はついているものの
公的年金とは受け取り方が違います。
これら企業年金は
「10年間」「20年間」などの決まった期間で受け取ったり、
一時金で受け取ったりする人が多いです。
どちらも
生きている限りずっと受け取れる、というわけではないんですね。
でも、
企業年金を
生きている限りずっと受け取る方法もあります。
それが
通算企業年金というものです。
この「通算企業年金」とはどういうものなのか見ていきましょう。
通算企業年金は、
「企業年金連合会」というところから支払われます。
「企業年金連合会」から年金を受け取るためには、
ここに自分の資産がなければなりませんね。
そのために、
企業年金として貯まった自分の資産を
退職時に企業年金連合会に移すわけです。
この、
企業年金連合会から支払われる通算企業年金は
生きている間ずっと支払われます。
また、
仮に80歳になるまでに亡くなってしまったら
残った資産は遺族に支払われます。
ここは公的年金とは違うところですね。
さて、
通算企業年金を受け取るには
退職後、資産の移し換えには決められた期間があります。
その期間内に
企業年金連合会に移し換えなければ、
後になってからはできないことに注意が必要です。
ななちゃん「忘れそうやん」
スズ「まだ先の話やろ」
今日は、「通算企業年金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「在職老齢年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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