ななちゃん「友達が住宅ローンが高くなったって言ってやった」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「住宅ローンって、最初に返す金額を決めるんちゃうの?」
スズ「毎月の金額が決まってるタイプと、変わるタイプがあるねん」
ななちゃん「決まってるタイプの方がいいやん」
スズ「でも大体の人は、変わるタイプを選んでるねん」
ななちゃん「なんで?」
スズ「変わるタイプの方が、最初安かったりするからさ」
ななちゃん「ややこし」
今日は、「住宅ローンの金利」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
このところ、
「金利が上がった」などの話を聞くことはありませんか?
日銀は、
マイナス金利政策を解除してから
徐々に政策金利を引き上げる決定をしてきています。
政策金利は、
住宅ローンを借りる際の変動金利と密接に関係しているので、
政策金利が上がると、
住宅ローンの変動金利も上がるということになります。
(金融機関による)
そうなると、
住宅ローンを変動金利型で借りている人にとっては、
月々の返済額が高くなるということになりますね。
では、
住宅ローンを組んでいるAさんの場合をみていきましょう。
Aさんは去年家を買いました。
変動金利型の住宅ローン(3000万円)を組んで、
毎月約78000円返済しています。
(35年で返済の予定)
この毎月の返済額は、
これからもずっと変わらないのでしょうか。
実は、変動金利型の住宅ローンの場合
金利は半年ごとに見直されます。
Aさんの返済額が
毎月78000円というのは、
金利が0.5%だからなんですね。
(元利均等返済の場合)
では仮に
5年経った後 金利が1.0%に上がったら
返済額はどうなるでしょうか?
1.0%に上がったとしたら、
78000円だった返済額は
約84000円になり
6000円ほど増える計算になります。
さて、
このように
変動金利型の住宅ローンは
借りたときの返済額がずっと変わらないのではありません。
ですので、
金利が高くなって返済額が増えたとしても、
月々の支払いに余裕はあるのか
繰上げ返済できる貯蓄はあるのか
このようなことを考えて
住宅ローンを組む必要があります。
ななちゃん「でも、もう組んでしまってたらしゃーないやん」
スズ「しゃーないことないで」
今日は、「住宅ローンの金利」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「50年の住宅ローンとは」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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