一時払い終身保険│資産を効率良く増やせるという特徴もあります

保険

ななちゃん「私のおじさん、こないだ保険に入ったって言ってた」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「一時払い?とかで、まとめて払ったらしい」

スズ「うん」

ななちゃん「退職金をどう使おうか考えてたみたいで、『いい預け先見つけてよかった』って言ってたよ」

スズ「そうなのね」

ななちゃん「保険入って何かいいことあるの?」

今日は、「一時払い終身保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

ななちゃんのおじさんは、
退職金の預け先をいろいろ考えていて
「一時払い終身保険」に加入することにしたようです。


では、
おじさんが退職金の一部を使って加入した
一時払い終身保険とは
どういうものなのか見ていきましょう。


一時払い終身保険とは、
契約する時に「保険料を一括で支払う」保険です。

そして、
加入した人が死亡した時に家族などが保険金を受け取ります。


通常の終身保険は
毎月保険料を支払いますが
一時払い終身保険は
保険料を最初にまとめて支払うんですね。


ですので、
おじさんのように退職金などで
まとまったお金を持っている人には選択肢の一つです。


また、
一時払い終身保険は、
「効率よく資産を増やしながらを残せる」という特徴もあります。


効率よく資産を増やしながらを残せる?


これだけだとよくわかりませんね。
ひとつずつ見ていきましょう。


ななちゃんのおじさんをAさんとしましょう。

Aさんは、
退職金の使い道を考えていました。

そこで、
「自分が元気なうちにやりたいことは何だろう?」と考えると、
旅行に行きたい
仲間と釣りを楽しみたい
ボランティアに力を入れたい
などのことが思い浮かびました。


これらにかかる費用を差し引いても、
退職金はまだ残る計算になりました。


「では残ったお金は?」

そう考えると、
残ったお金は家族に残すことになる。
それなら効率よく残したい。
そう思いました。


そこで考えたのが
一時払い終身保険


退職金のうち500万円で一時払い終身保険に加入すれば
自分が死んだときには、家族が600万円受け取れると聞きました。


要するに、
500万円を銀行に預けておいても
自分が死ぬ時までにあまり増えそうにありませんが、

500万円で一時払い終身保険に加入しておくと、
自分が死ぬときには600万円に増えているということです。


このように
一時払い終身保険には
効率よく資産を増やしながら残せる、という特徴もあります。


ただし、
一旦契約すると、
後からお金が必要になった時に

すぐには現金化されない
解約時期や運用状況によっては元本割れする
などの注意点もあります。



ななちゃん「おじさん、海辺に別荘買いたいって昔言ってたけど」
スズ「そっか」



今日は、「一時払い終身保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「年金繰下げの落とし穴」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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