ななちゃん「友達が働いてる会社、企業年金とかないらしい」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「でもiDeCoはあるらしい」
スズ「会社でiDeCo?」
ななちゃん「うん。会社でiDeCoやってるねんて」
スズ「それ、iDeCo+(イデコプラス)のことかな」
ななちゃん「iDeCo+?なにそれ」
今日は、「iDeCo+(イデコプラス)」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
ななちゃんの友達が働いている会社では
企業年金はありませんが、
その代わりに「iDeCo+(イデコプラス)」というものがあるようです。
皆さん、
iDeCoのことは知っていますか?
個人型確定拠出年金のことです。
老後のために自分でお金を積み立てていく制度です。
さて、
このiDeCoに「+」がついたものが
iDeCo+(イデコプラス)
一体何がプラスなのでしょうか。
ひとつずつ見ていきましょう。
iDeCoは自分で老後のためにお金を積み立てていく制度ですが、
iDeCo+(イデコプラス)は
自分が積み立てるお金にプラスして
会社がお金を出してくれる制度です。
要するに、
老後のための積み立てを
「自分」と「会社」の共同でする ということですね。
「自分」と「会社」の共同で積み立てをすると、
積立金額が増えたり
自分の負担が減ったりします。
では、
iDeCo+(イデコプラス)を実施している会社で働く
Aさんの場合を見ていきましょう。
Aさんが働く会社は小さい事業所です。
社長は従業員の為に企業年金を導入したいと考えていましたが
事務負担も大きそうで
なかなか踏み切ることができませんでした。
そんな時知ったのが iDeCo+(イデコプラス)
企業年金を導入することに比べると簡単そうだったので、
社長は従業員と話し合いをし、
iDeCo+(イデコプラス)を実施しています。
Aさんの会社の場合
iDeCo+(イデコプラス)での積み立ての流れは
次のようになります。
Aさんは
iDeCoに加入して
毎月1万円を積み立てますが
会社はそれに1万円上乗せしてくれます。
会社が1万円上乗せしてくれることで
Aさんの積立額の合計は2万円になりますね。
Aさんは毎月1万円出すだけで、
2万円の積み立てができるということになります。
更に、
Aさんの積み立ては給料からの天引きです。
ということは、
知らない間にお金が貯まっていくということにもなりますね。
ななちゃん「ふぅん」
スズ「それだけ?(笑)」
今日は、「iDeCo+(イデコプラス)」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「DCの受け取り方」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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