終活について│エンディングノートを書くのは 自分のため

ライフプランニング

ななちゃん「ダンナの両親『終活始めるねん』って言っててさ」

スズ「そうなのね」

ななちゃん「エンディングノート?とか? そんなんも用意してた」

スズ「始めるきっかけあったんかな」

ななちゃん「二人でセミナー聴きに行ったらしいわ」

スズ「なるほど」

今日は、「終活」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

「しゅうかつ」と聞くと、
若い人なら「就活」を思い浮かべるでしょうし
ある程度年齢のいった人なら「終活」を思い浮かべるかも知れませんね。


ななちゃんのダンナさんの両親は 「終活」を考えているようです。

終活と言っても
何をするかは人によって違うでしょう。


身の回りの片づけをする
遺言書を書く
エンディングノートを書く

このようなことをする人も多いかも知れませんね。


では、
何のためにこのような終活をしようと思うのでしょうか?

自分が死んだあと、
遺された家族が困らないようにするため というのも一つですね。


身の回りの片づけをすることや
遺言書を書くということは
残った家族のためです。

残った家族が片づけに困らないように
残った家族が円満に過ごせるように
準備しておくわけですね。


では、
エンディングノートについてはどうでしょうか。

エンディングノートは
書く内容が決まっているわけではありません。

たくさんの種類のエンディングノートと呼ばれるものがありますが
それぞれ書く内容も違っています。


ただ、共通していることは
自分が死んだ後のことだけでなく

終末期に意思表示ができなくなった時
どうしてほしいか、
どんな医療を受けたいか、受けたくないか
そんなことを書く欄があることです。

要するに
エンディングノートというのは
残った家族のためだけではなく
自分のために書くものでもあるんですね。


多くの人は終末期において
自分の想いを伝えることが難しくなります。

けれど 伝えることが難しい状態であっても
伝えたい気持ちはきっとあります。


伝えたい気持ちがあるのに、伝えられない。
もどかしいですね。


そのもどかしさを少しでも減らすために
元気なうちに自分の気持ちを書いておく。

書いておくことで
自分の気持ちを伝えられなくなった時
その内容を読んでもらえます。


自分がどんな終末期を迎えることになるのかは
誰にも分かりません。
エンディングノートを書く時点では想定しなかったこともあるかも知れません。

けれど、
「この人ならきっとこれを望んでいるだろう」というようなことが
見えることもあるかも知れません。



ななちゃん「死ぬ間際まで喋ってるやん、ドラマとか」
スズ「そういう場合もあるけどさ」



今日は、「終活」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「高齢者等終身サポート事業」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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