iDeCoは何歳になったら受け取れる?│50歳になってからiDeCoを始めた場合は?

年金

ななちゃん「私のおばさんがiDeCoのこと、『昔は入られへんかったから、加入期間が短いねん』って言ってた」

スズ「おばさんは専業主婦?」

ななちゃん「うん」

スズ「専業主婦がiDeCoに入れるようになったのはちょっと前からやね」

ななちゃん「10年以上加入してへんと年金受け取られへんとか言うやん」

スズ「うん」

ななちゃん「おばさんがiDeCoに加入したのは55歳の時って」

スズ「じゃあ63歳からもらえるかな」

ななちゃん「10年ちゃうやん」

今日は、「iDeCoで貯めたお金の受け取り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

確定拠出年金で積み立てたお金を受け取るには
企業型DC
個人型(iDeCoイデコ)
に関わらず、
ある一定期間以上の加入が必要です。


Aさんの場合でみていきましょう。
Aさんは専業主婦です。

ここでいう「専業主婦」とは、
夫が会社員として働いている妻のことです。


Aさんは55歳の時にiDeCoのことを知り
自分の老後のお金を少しでも増やそうと思って
iDeCoに加入しました。

毎月決まった額を積み立てています。


では、
仮にAさんが60歳になるまで積み立てを継続したとしましょう。

ということは、
5年間 iDeCoに加入していたことになりますね。
55歳に加入した時から 60歳になるまでの期間です。


iDeCoで貯めたお金は
60歳以降に年金や一時金という形で受け取りますが
60歳でお金を受け取るためには、
加入が10年以上でなければなりません。


Aさんは加入が5年ですね。
10年には満たないわけです。
どうなるのでしょうか。


実はAさんの場合は
加入が5年なので、
63歳からお金を受け取ることができます。


どういうことかというと、
50歳を過ぎてからiDeCoに加入した場合は
60歳になった時点で
「10年以上」の加入にはなりませんね。


そのために
加入年数に応じて
お金がもらえる年齢が細かく決められています。



ななちゃん「ややこしすぎてよーわからん」
スズ「(笑)」



今日は、「iDeCoで貯めたお金の受け取り」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「iDeCoで貯めたお金の受け取り」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。



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