企業型DCを持ち運ぶとき│転職するときは一旦現金にします

年金

ななちゃん「私の企業型DC、まあまあ増えてるねん」

スズ「あらいいね」

ななちゃん「ちょっと前まではあんまり増えなくて、やる意味あるんかなとか思ってた」

スズ「(笑)」

ななちゃん「最近はしょっちゅうサイトをチェックしてるよ」

スズ「会社辞めて持ち運ぶときは、いったん現金にせなあかんよ」

ななちゃん「なんやて?」

今日は、「企業型DCの持ち運び」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう

確定拠出年金(DC)とは
60歳以降に受け取る年金です。
(一時金での受け取りも可能)


この年金は、
公的年金とは違って
年を取った時の為にお金を積み立てておく制度です。


積み立ては
会社がお金を出して積み立ててくれるパターンと
自分自身でお金を出して積み立てるパターンがあります。


会社がお金を出してくれたらラッキーですよね。

会社がお金を出してくれるかどうかは
その会社に 企業型確定拠出年金(企業型DC)の制度があるかどうかによります。


さて
企業型DCの制度があるA社で働いていたけれど
B社に転職することになった山田さんの場合を考えてみましょう。


山田さんは
A社での企業型DCでは、「バランス投資信託」という名前の商品を選んで積み立てていました。


この場合、
転職先のB社に企業型DCの制度があったとしても
一旦は「バランス投資信託」を現金にする必要があります


A社からB社に持ち運ぶ確定拠出年金は、
「バランス投資信託」のままでは持ち運べないんですね。


持ち運びの方法は
次のような流れになります。

1.「バランス投資信託」を解約して現金にする
2.現金のまま転職先に移す
3.転職先でその現金を使って新たに商品を選んで買う


転職先に企業型DCがない場合や
起業するなどの場合は、
持ち運び先はiDeCo(個人型DC)になります。


こういった場合も、
同じように一旦投資信託などの商品を現金化してから
iDeCoに移すことになります。



ななちゃん「めっちゃ儲かってんのに現金にせなあかんの?」
スズ「すぐまた似たような投信買ったらええやん」



今日は、「確定拠出年金の持ち運び」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「目標到達型の外貨建て保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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