ななちゃん「保険証ってさ、会社で働いてる時しか使われへんの?」
スズ「ななちゃんが今使ってる保険証はそうやね。会社で働いてる間だけ」
ななちゃん「会社やめたらどうなるの?」
スズ「会社やめたら、保険証を会社に返さなあかんねん」
ななちゃん「え? じゃあそれからはどうするん?」
スズ「別の健康保険に入るねん」
ななちゃん「別の? ってなに?」
スズ「国民健康保険とかさ」
ななちゃん「なにそれ?」
今日は、「退職後の健康保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
会社員の場合、
持っている保険証は
会社で働いている間だけのものです。
会社を辞める時に、保険証は会社に返す必要があります。
保険証を会社に返してしまったら、ちょっと不安ですよね。
病気やケガをした時に必要な保険証、
持っていないと窓口での支払いが高額になってしまいます。
日本では全員、
何かしらの健康保険に加入する必要があります。
ここでは、
定年退職で会社を辞めた場合を考えてみましょう。
健康保険の加入にはいくつか方法がありますが、
健康保険任意継続
国民健康保険
についてみていきます。
まずは、
健康保険任意継続
これは、今まで働いていた時の健康保険に
継続して加入するという方法です。
加入できる期間には制限がありますが、
引き続き加入することができます。
但し、保険料はそれまでの2倍になります(原則)
どういうことかというと、
在職中は、会社が保険料の半分を支払ってくれていますが、
退職後は、全部自分で支払う必要があります。
つぎに、
国民健康保険
これは、市町村などが運営しているものです。
自営業やフリーターの人が加入しているのが、この保険です。
健康保険任意継続と、
国民健康保険
どちらに加入すれば良いの?と思いますよね。
これについて決まった答えはありません。
その人その人によって違います。
何が違うのかというと、
保険料の違いです。
保険料は、できれば安い方がいいですよね。
ですので、
自分の場合は保険料がいくらなのかを確認して決める、
ということになります。
ななちゃん「保険料、どうやって確認するん?」
スズ「任意継続は会社、国民健康保険は市役所に聞いたらええよ」
今日は、「退職後の健康保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「医療保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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