ななちゃん「NISA、赤ちゃんでもできるようになるの？」
スズ「与党税制改正大綱に入ってたね」
ななちゃん「0歳からNISAできるの？」
スズ「決定されたら、生まれたばっかりの赤ちゃんの口座も作れるようになるらしい」
今日は、「こどもNISA」の知識をひとつ＋（プラス）していきましょう
与党は令和8年度税制改正大綱を決定し、
その中でNISA制度の拡充を明らかにしました。
与党税制改正大綱とは、
与党が「来年度以降、税金やお金の制度をどのように見直すか」をまとめた方針書です。
毎年決定され、
この内容をもとに具体的な制度改正が進められます。
今回の改正では、
NISAの「つみたて投資枠」に限って、
投資可能年齢の制限を撤廃し
０歳から利用可能にすることが示されています。
これにより、
生まれたばかりの子どもでも
将来に向けた資産づくりを始められるようになります。
新たな仕組みでは、
18歳未満の年間投資限度額は60万円までとされています。
毎月にすると5万円程度で、
無理のない範囲で少しずつ積み立てていくことを想定した内容です。
長い時間をかけて積み立てることで、
教育費や将来の選択肢に備えやすくなりますね。
また、積み立てたお金は
12歳から引き出しが可能とされ、
中学受験や高校進学など、
まとまったお金が必要になる時期に使える点は
子育て世帯にとって心強いポイントです。
NISAは、
運用で増えた利益に税金がかからない制度です。
今回の拡充により、
子どもの将来資金についても
預貯金だけに頼るのではなく
時間を味方につけて「お金を育てる」という考え方を取り入れやすくなります。
ななちゃん「しょっちゅう変わってややこしい」
スズ「たしかに」
今日は、「こどもNISA」の知識をひとつ＋（プラス）しました。
明日は、「日銀の利上げ」の知識をひとつ＋（プラス）していきましょう。
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