利付債と割引債の違い│毎年利息をもらうか、一括で償還を待つか

投資

ななちゃん「債券買おうかなと思ってるねん」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「安く買って高く売ったら儲かるらしいやん」

スズ「なるほど」

今日は、「利付債と割引債」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

債券とは、
国や企業などがお金を借りるために発行する
借用証書のようなものです。


あなたが債券を買うということは、
「国や会社にお金を貸す」ということになります。


借りた側(国や会社)は、
あらかじめ決められた期間が来ると元本を返し、
その間 利息を支払います。


つまり債券は、
「貸したお金がいつ・いくらで返ってくるか」が最初から分かる
比較的安心できる金融商品です。


さて、
債券には大きく分けて2種類あります。
それが「利付債」と「割引債」です。


まず「利付債
定期的に利息(クーポン)を受け取れるタイプの債券です。

たとえば額面100万円
利率2%
期間5年の国債を買うと、

毎年2万円ずつ利息がもらえ、
5年後に元本100万円が返ってきます。

銀行の定期預金に少し似ており、
「毎年いくら受け取れるか」が分かりやすいのが特徴です。

安定的に利息を受け取りたい人に向いています。


次に「割引債
割引債は利息がつかない代わりに
額面より安く買える債券です。


たとえば
額面100万円の債券を95万円で買い
満期時に100万円で返してもらうと
その差額5万円が実質的な利息になります。


債券は
「価格の変動」や「発行元の信用リスク」があるため
元本が必ず戻るわけではありません

けれど、
国債など信用力の高いものを選べば
比較的安定した運用が可能です。


安全性を重視しながら利息を得たい人に向いた資産運用の手段といえます。



ななちゃん「どうしようかな」
スズ「ゆっくり考えてね」



今日は、「利付債と割引債」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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