ターゲットイヤー型投信とは?│目標年を決めたら“自動運転”で安心運用

ライフプランニング

ななちゃん「記事で『ターゲット型』の投資信託っていうのを読んだよ」

スズ「ほぉ」

ななちゃん「ターゲットってさ、何かを目標にするってことなん?」

スズ「うん」

ななちゃん「何を目標にするの? 金額とか?」

スズ「ちゃうちゃう、年」

ななちゃん「年?」

今日は、「ターゲットイヤー型投資信託」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

資産運用を始めるにあたって、
「株と債券をどう組み合わせればいいの?」
「リスクの調整が難しそう…」
と感じる人も多いのでは。

そんなときに役立つのが
ターゲットイヤー型投資信託です。


ターゲットイヤー型投資信託は、
何年後にお金を使いたいか」という目標年を決めて
その時期に合わせて
運用を自動で調整してくれる仕組みです。


若いうちは
株式を多めにして成長を狙い、

時間が経つにつれて株式を減らし
徐々に債券などの安定資産を増やしていきます。


老後生活の入り口に立つ頃には、
低リスクの安定資産へと自動で置き換わっているのです。

自分で難しい判断をしなくても
自動で「安全運転」へ切り替えてくれます。


ではAさん(30代)の場合を見ていきましょう。

Aさんは老後資金を準備するために
ターゲットイヤー型ファンド「2065年型」を選びました。


まだ40年も時間があるため、
現在は株式中心の運用となっています。

価格の上下はあるものの、
長期的には経済の成長を取り込める可能性があります。


投資に詳しくないAさんでも、
自動調整のおかげで安心して積立を続けられる点がメリットです。


Aさんの選んだファンドは、
この後 時間の経過に伴って
株式中心の運用から
目標の40年後には 債券中心の運用に自動的に変わっていきます。


ただし、
ファンドごとに運用方針は異なるため
自分のライフプランやリスク許容度に合っているか確認が必要です。

また、
途中で大きなお金を引き出す場合には
計画どおりにいかない可能性もあります。


とはいえ、
老後生活を見据えて安心して資産を積み立てたい方には
心強い選択肢となるかもしれません。

ななちゃん「40年後、てさ」
スズ「(笑)」



今日は、「ターゲットイヤー型投資信託」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「企業型DCの運用商品の選択状況」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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