ななちゃん「友達がね、今度転職するねん」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「今の会社でもDCやってて、新しい会社でもDC続けたいって言ってた」
スズ「ほーほー」
ななちゃん「今の会社のDCでは、『○○投資信託』っていう商品選んでるねんて」
スズ「うん」
ななちゃん「新しい会社には、『〇〇投資信託』がそのまま移されるんよね?」
スズ「ちゃうねん」
ななちゃん「え?」
今日は、「DCの移換」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
ななちゃんの友達が転職するようですね。
今の会社でも企業型DCをやっていて、
新しい会社でもそのまま企業型DCを続けたいと思っているようです。
こんな場合、
今の会社で積み立てたお金を
新しい会社に移し換える(移換)ことができます。
ただし、
今の会社で積み立てている商品が「〇〇投資信託」だとしたら、
新しい会社には「〇〇投資信託」のまま移し換えるわけではありません。
ちょっと分かりづらいですね。
ひとつずつ見ていきましょう。
では、
転職するななちゃんの友達をAさんとしましょう。
Aさんは今の会社で企業型DCに加入し、
運用する商品として「〇〇投資信託」を選んでいます。
現在の「〇〇投資信託」の評価額は100万円。
評価額というのは、
「仮に今現金にしたとすると これだけの金額になりますよ」という金額です。
さて、
Aさんは転職先の会社で
「前に勤めていた会社で 企業型DCをやっていました」と伝えて、
必要書類に記入して提出します。
そうすると、
転職前の会社と、転職先の会社の間で
移し換えの手続きをやってくれるんですね。
では、
Aさんが持っている「〇〇投資信託」は、
どのような形で移し換えられるのでしょうか。
① 「〇〇投資信託」が現金化される
② 現金化された資産が、転職先に移される
③ 転職先で、預金などに自動的に配分される
④ 預金などの商品を「〇〇投資信託」に換える(移換先に「〇〇投資信託」があったとして)
「同じ『〇〇投資信託』なのに、一旦現金化しなきゃならないの?」と思ってしまいますね。
けれど、制度上このようになっているので仕方ありません。
続きはまた明日。
ななちゃん「え?なんでなん?」
スズ「そこはしゃーないわ」
今日は、「DCの移換」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「DCの移換」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。
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