ななちゃん「児童手当が拡充したって話あったやん」
スズ「うん」
ななちゃん「親がたくさん収入あってももらえるようになったとか」
スズ「そうそう」
ななちゃん「でも、親の収入が多いともらわれへんっていう記事読んだよ」
スズ「そう?」
ななちゃん「うん。児童扶養手当のとこに書いてあった」
スズ「児童手当と児童扶養手当は違うねん」
ななちゃん「そうなん?」
今日は、「児童扶養手当」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
児童手当と
児童扶養手当
どちらも似たような名前ですね。
名前は似ていますが内容は違います。
どういった違いがあるのか見ていきましょう。
児童手当は
子供を育てていれば
子供の年齢やきょうだいの数によって
毎月10000円 など
子供が高校を卒業する年齢になるまで受け取れます。
親の収入に要件はありません。
とても高い収入であっても受け取れます。
それに対して
児童扶養手当は
子供を育てている「ひとり親」が受け取れます。
ひとり親とは、
離婚や死亡などで
ひとりになった親などのことです。
離婚や死亡などで
子供を育てる親がひとりになると
二人の時と比べて経済的に苦しいこともあるかも知れません。
そんな場合、
ひとりで子供を育てる親は
国から手当を受け取ることができます。
この受け取るお金のことを
児童扶養手当と言います。
児童扶養手当は、
ひとり親世帯の子供が安定して暮らせるようにという目的があります。
ですので、
収入の少ないひとり親を対象としています。
では、
子供をひとりで育てるAさんの場合を見ていきましょう。
Aさんには
小学生と中学生の子供がいます。
Aさんの年収は240万円。
Aさんの場合、受け取れる手当は
毎月56250円です。
どのようにこの手当の金額が決められるかというと、
まず、
240万円という年収は
子供2人を育てていることで
手当金を全額受け取れる年収ということ。
(年収によって、一部支給というものもあります)
これにより、
1人目の子供には45500円
2人目の子供には10750円支払われるので、
合計56250円受け取れるということになります。
ななちゃん「2人目は安いんや」
スズ「計算上ね」
今日は、「児童扶養手当」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「子の看護休暇」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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