ななちゃん「こないだテレビで、女の人の年金が少ないって話やってた」
スズ「うん」
ななちゃん「結婚とか出産で会社やめちゃったりすることも原因らしいやん」
スズ「だね」
ななちゃん「私らは若いからこれからも働けるけど、そうでない人は心配やろな」
スズ「だね」
今日は、「年金の繰下げ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
ねんきん定期便 って知っていますか?
毎年お誕生月に届くハガキです。
(封書のこともあります)
50歳以上の人に届くねんきん定期便には、
65歳になったらもらえる年金の見込額
が書かれています。
多くの人がこの見込額を見て
「・・・少ない」と感じるようです。
中には、
「これ、1か月分?」という人もいるぐらいです。
では、
年金の額はどのように決まるのでしょうか。
年金の額は、
その人がそれまで支払ってきた保険料によって決まります。
保険料の支払が多かった人は年金額も多く
保険料の支払が少なかった人は年金額も少ない
そのようになっています。
そしてその「保険料」が
何によって決まるかというと
給料の額によって決まります。
(厚生年金の場合)
要するに、
給料の額によって 年金の額が決まるということになります。
(給料が高ければ高いほど年金の額が上がるわけではなく 上限があります)
若い人は
この先もまだまだ働けるので
働いた分年金額も増えますが、
もうリタイヤしている人は、
働いて年金を増やすことはできません。
けれど 働く以外にも
年金額を増やす方法があります。
それが、
年金の繰下げ受給です。
では、
年金の繰下げ受給とは どんなものなのでしょうか。
年金は、
基本的に65歳になったら受け取りを開始しますが
その開始を遅らせる(繰下げる)ということです。
では仮に、
年金の見込額が110万円のAさんが
66歳から受け取りを開始したとしましょう。
1年受け取りを遅らせるということですね。
すると
毎月約8000円年金額が増えることになります。
ただ、
大事なことは
年金をもらっていない期間の収入をどうするか ということですね。
働いている人は給料があるから問題ないと思いますが
働いていない人も、
企業年金や個人年金の受け取りを開始する
先に貯金を取り崩すなど
今後の生活を長い目で見て
決めていかれると良いと思います。
ななちゃん「いつの話や」
スズ「案外あっという間」
今日は、「年金の繰下げ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「103万円の壁」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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