ななちゃん「変額保険ってなんなん?」
スズ「保険金の額が変わる保険やよ」
ななちゃん「保険金の額が変わるってどういうことなん?」
スズ「運用が上手くいったら増えるし、あかんかったら減る」
ななちゃん「運用?だれがやってんの?」
今日は、「変額保険の仕組み」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
終身保険など貯蓄型の保険は
お客さんから預かったお金を 保険会社が運用しています。
運用することでお金が増えるので
その分 支払う保険料が安くなったりします。
ただ 運用といっても
債券など 比較的リスクの低いものを中心に運用しています。
さて、
ななちゃんが「変額保険」のことを質問していましたね。
変額保険も
お客さんから預かったお金を 保険会社が運用します。
けれど
リスクの低いものばかりで運用するのではなく
株式や投資信託など
比較的リスクの高いものにも投資して運用しています。
これがどういうことを意味するのでしょうか。
株式などリスクが高いもので運用するということは
株式などの価格が上がると お金が増えることが期待できるけれど
価格が下がると 損をしてしまう可能性もあるということですね。
これを保険に当てはめてみましょう。
運用の結果 お金が増えれば
満期などで受け取る保険金が増えるし、
運用の結果 お金が増えなければ
満期などで受け取る保険金が減ってしまいます。
もしかしたら、払い込んだ保険料の合計を下回ってしまうかも知れません。
これって どこかで聞いたような覚えがありませんか?
そうですね。
「投資」ですね。
投資は
儲かるかもしれないけれど
損するかも知れない
そういうものですね。
要するに、
変額保険は投資の要素を持った保険と言えます。
保険商品を買う(保険会社にお金を預ける)ということは
投資をするのと同じ と言えるでしょう。
保険会社の運用が上手くいけば儲かるし
上手くいかなければ損するかもしれないということです。
けれど、
亡くなってしまった場合の死亡保険金はこの限りではありません。
最初に決められた保険金額が減ってしまうことはありません。
運用が上手くいかなくても、
亡くなった時に支払われる死亡保険金には
最低保証というものがあるので
保険金が目減りしてしまうことはありません。
ななちゃん「保険会社が運用してくれるんやったら楽やな」
スズ「中身を理解してから買ってねー」
今日は、「変額保険の仕組み」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「児童手当の拡充」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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