車両保険のこと、知っていますか?

保険

ななちゃん「新しい車買ってん」

スズ「わぁー、いいなぁ。新車の匂いがしてきそう!」

ななちゃん「うん、めっちゃいい匂いしてるー」

スズ「大事に乗ってねー」

ななちゃん「それそれ。もちろん大事に乗るつもりにしてるねんけど、こすっちゃったりしたらどうしよう!とか心配になる」

スズ「だよねー、車が新しいうちは特に気になるね」

ななちゃん「そやねん。こすっちゃったり、ぶつけちゃったりしたら保険でお金が出るの?」

スズ「そやね。車両保険、っていうのをつけてたら出るよ」

ななちゃん「よかったー、じゃあ安心やわ」

スズ「でも、修理代金全部出るわけじゃないから、注意しといてね」

今日は、「車両保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


昨日は車の保険についてみてみました。
今日はその中の「車両保険」についてみていきましょう。

皆さん、
ピカピカの新車を手にしたら、
傷ついてしまうことが心配ですよね。

事故に遭って、
自分の大切な車が傷ついてしまった時

過失が相手にあった場合は、
相手が
過失割合に応じて
車の修理をしてくれます


例えば、
信号待ちをしていた時に
後ろから車が突っ込んできた

車の後ろが大きく凹んでしまったような場合。

自分に過失はないので、
車の修理代金は全額相手が支払ってくれます。

ただ、
こんな場合もあるかも知れません。

右折しようと思ったら、
前から車が直進してきた。

交差点内でぶつかってしまって、
車の前の部分が凹んでしまった。

相手にも過失があるけれど、
自分にも過失があるような場合

車の修理代金は、
相手が全額支払ってくれるわけではありません。

車を直そうと思ったら、
自分もお金を出す必要があります


こんなとき、
車両保険をつけていれば、
自分が支払わなくてはいけない修理代金を、
保険会社が支払ってくれます。

また、
相手がいない事故の場合もありますね。

ガードレールや電柱にぶつけてしまったなどの自損事故(単独事故)

こんな場合も、
車両保険をつけていれば
修理代金を保険会社が支払ってくれます。


ただ、注意点があります。

多くの車両保険は、「免責」というものが設定されています。

免責、とはどういうものかというと、
仮に、
「免責金額5万円」となっていれば、
「修理代のうち5万円は自分で払ってね」ということです。

修理費用が20万円だとしても、
保険会社は
免責金額5万円を差し引いた15万円しか支払ってくれません。

免責金額分の5万円は
自分で支払う必要があります

また、
車両保険をつけると
保険金額はその分高くなります

万が一の時の車の修理代金と、
保険料、
合わせて考える必要があります。



ななちゃん「めっちゃ迷うやん」
スズ「だね」

今日は、「車両保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「贈与税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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