生命保険② 定期保険と終身保険の違い

保険

ななちゃん「ウチはダンナも私も働いてるし、子どももおらへん。生命保険は要らんってこと?」

スズ「ななちゃん、もしダンナさんが亡くなってしまったとして、生活に困る?」

ななちゃん「困る困る!」

スズ「なんで?」

ななちゃん「ウチの収入、半分になるやん」

スズ「たしかにね。でも2人にかかってる生活費、1人になるねんよ」

ななちゃん「そうとも言えるけど…」

今日は、「生命保険」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう

生命保険の代表的なものは、
その人が亡くなってしまった時に
家族に保険金が支払われるというものです。

その人が一家の働き手だったとしたら、家族は生活に困るかも知れません。
そんな時 生命保険に加入していることで安心感が得られます。


さて、この生命保険ですが
大きく二種類に分けられます。

定期保険と終身保険


それぞれどういったものか みていきましょう。

定期保険は
一言でいうと掛け捨ての保険です。

一定の保障期間を決めて保険料を支払い、
その間に万が一のことがあった場合、保険金を受け取ります。

例えば、
「60歳になるまで」のような保障期間を決めた場合
60歳になるまでの保険料を支払います。

60歳になるまでに万が一のことがあった場合は
保険金を受け取ることができます。

けれど 何事もなく60歳になって保険が終了した時、
今まで支払ってきた保険料が戻ってくることはありません


それに対して
終身保険は 掛け捨てではありません

その人が生きている間ずっと保障され
亡くなった時、保険金が支払われます。

また、
途中で解約した場合
解約返戻金(へんれいきん)というものを受け取ることができます

解約返戻金は
それまでの保険料の支払額によって計算されます。

場合によっては支払った保険料よりも少なくなることもありますが、
保険料が掛け捨てになるということはありません。


定期保険と終身保険

これらの特徴をみていると
終身保険の方が支払った保険料が無駄にならないからいいな、と思うかも知れません。

けれど、その違いは保険料にもあります。

同じ保障なら
終身保険の保険料は 定期保険に比べて高いです。

終身保険は貯蓄を兼ねた保険とも言えますね。



ななちゃん「私の生命保険、どっちやろ」
スズ「分らんと入ったん⁈」



今日は、「生命保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「変額保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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