ななちゃん「NISAとiDeCoってよく一緒に言われてへん?」
スズ「そやなぁ、制度は全く違うねんけど、やることはめっちゃ似てるからかな」
ななちゃん「どこが?」
スズ「毎月決まった日に、決まった額で投資信託とか買う、ってとこ」
ななちゃん「決まった日、は分かるわ。決まった額で投資信託買う、ってどういうこと?」
スズ「ななちゃん、定期の積み立て、とか銀行でやったことない?」
ななちゃん「今やってる! 毎月1万円ずつやけどね。少し貯まったかなぁー」
スズ「それと同じ。例えば毎月1万円で投資信託を買う、っていうことやねん」
ななちゃん「でもさ、投資信託、ってめっちゃたくさん種類ある、って言ってへんかった?」
スズ「そやねん。その中から先に一つ選んどくねん」
ななちゃん「わぁ、めんどくさそう・・・」
スズ「確かにねー、たくさん種類があるからなぁ」
ななちゃん「それにさ、あとからやっぱり変えたい、って思うこともあるんちゃう?」
スズ「そう思った時は、後からでも変えれるねん」
今日は、「iDeCoとNISA 似ているところ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
iDeCoとNISAという言葉、
並べて聞くことありませんか?
制度は全く違うものなのですが、
実は似ているところもあります。
もう少し詳しくいうと、
iDeCoとNISA(つみたて投資枠)は似ているところがあります。
どこが似ているかというと、
「毎月決まった日に」
「決まった額で投資信託などを買う」
というところです。
ななちゃんは、毎月1万円の定期の積み立てをしていると言っていましたね。
お給料が入ったら、1万円ずつ別口座で積み立てているようです。
iDeCoもNISA(つみたて投資枠)も、
毎月1万円ずつ、といった具合に積み立てていきます。
(NISAの買付頻度は選べます)
この積み立てが、「投資信託を買う」ということです。
どの投資信託を買うのかを最初に選ぶ必要があり、
そこを面倒に感じるかも知れませんが、
選んでしまえば、後は自動的に毎月積み立てが始まります。
また、一生懸命考えて選んだ投資信託も、
あとから「やっぱり他の投資信託の方がいい」と思うことだってありますよね。
そんな時は、他の投資信託に変更することもできますし、
複数の投資信託を同時に買うこともできます。
iDeCoもNISA(つみたて投資枠)も、
長い時間をかけて投資信託を買い続ける点が似ています。
但し、大きく違う点もあります。
iDeCoは年金です。
年を取った時のためのものなので、
若いうちに引き出すことはできません。
NISAはいつでも引き出すことができますが、
iDeCoは60歳になるまでは引き出すことができません。
引き出せないということは、「確実に増えていく」ということでもありますが、
こういった特徴をふまえて
使い分けるとよいですね。
ななちゃん「やっぱめんどくさい」
スズ「そう言わんと」
今日は、「iDeCoとNISA 似ているところ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅ローン控除」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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