保険金を受け取った時の税金│損害の補償などで支払われる保険金には税金はかかりません

保険

ななちゃん「地震で被害が出たときに保険金が出ると助かるね」

スズ「うん」

ななちゃん「でもさ、保険金を受けとったら税金払わなあかんのちゃう?」

スズ「この場合は税金はかからへんねん」

ななちゃん「そうなん?前に保険金を受け取った時の税金の話してへんかった?」

スズ「あれは、満期の保険金を受け取ったときね」

ななちゃん「どう違うの?」

今日は、「保険金を受け取った時の税金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

以前、満期になった保険の保険金を受け取った時に支払う
税金の話をしました。
(自分で保険料を支払っていたとして)


今まで支払ってきた保険料(掛金)の総額と
満期の保険金との
差額が50万円以上なら 税金がかかります。


では、
地震保険の保険金を受け取った場合の税金はどのようになるのでしょうか。


実は、
地震保険などの保険金を受け取った場合
税金の支払いは必要ありません


なぜかというと
この場合の保険金は「損害の補償(穴埋め)」という考え方だからです。


では最初の「満期になった保険金」の話に戻ってみましょう。

この保険は
何かあった時の保障という意味合いもありますが
それに加えて「お金を増やす」という意味合いもあります。


保険金(掛金)を支払っておくと
それを保険会社が運用して増やしてくれるんですね。

満期時には
増えたお金を受けとれます。
(運用などによっては、増えない場合もあります)


要するに、
受け取った人は利益を得ているわけです。
なので 受けとった額などによっては課税されるということです。


けれど、
火災保険や地震保険で受け取る保険金
損害に対する補償ですね。


損害を被って その穴埋めとしてお金を受け取ります。
保険金を受け取った人は利益を得ているわけではないので
お金を受け取っても税金はかからないのです。


火災保険などだけでなく、
けがや病気に関する保険金を受け取った場合も同様です。

入院給付金
手術給付金などがこれにあたります。



ななちゃん「安心したわ」
スズ「よかった」



今日は、「保険金を受け取った時の税金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「死亡保険金を受け取った時」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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