ななちゃん「『これから金利どうなるんやろ』みたいな話よく聞くやん」
スズ「うん」
ななちゃん「住宅ローン借りてたら気になるとかさ」
スズ「うん」
ななちゃん「定期預金の利子が良くなると嬉しいとかさ」
スズ「うん」
ななちゃん「で、実際はどうなるん?」
スズ「そりゃ分からんわ」
今日は、「金利が上がると」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
日本は長い間「金利のない世界」でした。
金利が全くなかったわけではありませんが
とても低い状態が 長い間続いていました。
それにより、
住宅ローンも低い金利で借りることができ、
(支払う利息が少なくて済む)
銀行にお金を預けていても利子が殆どつかなかったわけです。
(お金が増えない)
さて、
このところ「金利が上がった」というニュースを目にすることも増えましたね。
金利が上がることで
生命保険の商品にも変化が表れてきています。
どういうことなのか見ていきましょう。
生命保険は、
掛け捨て型と
貯蓄型があります。
ここでは、貯蓄型についてみていきます。
貯蓄型の生命保険は、
お客さんからお金を預かって
そのお金を保険会社が運用して
死亡時などに保険金としてお金を支払う仕組みです。
保険会社が運用するにあたって、
お客さんから預かったお金(円)を
円のまま運用するもの
ドルなどの外貨に替えて運用するもの
など、商品により違いがあります。
さて、
日本は長らく低い金利が続いてきましたよね。
そうすると、
円のまま運用するものは
保険会社が設定する予定利率(利子のようなもの)も低く、
要するに「貯蓄型の保険」であるにもかかわらず
そんなに魅力的な商品ではなくなっていたわけですね。
多くの保険会社も、
長らく「円のまま運用する保険商品」の販売を止めていました。
けれど、
今 少しずつ金利が上がってきていますね。
こうなると、
保険会社も予定利率を
今までよりは高く設定できるようになり、
円のまま運用する貯蓄型の生命保険(円建ての終身保険)の販売を
再開するところが増えてきました。
金利が上がることで、
このようなところにも変化が表れてきています。
ななちゃん「保険入ってへんし」
スズ「そっか」
今日は、「金利が上がると」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「終身保険の仕組み」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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