投資信託④ 中身は株式に限りません

投資

ななちゃん「iPhoneが出た時に、投資やっといたらよかった」

スズ「なんで?」

ななちゃん「だって、そのころ投資やってたら、アップルの株買えたやん。そしたら今ごろめっちゃお金持ちになってたやん」

スズ「そうとも限らへんで」

ななちゃん「なんで? iPhoneが出た頃の株買ってたら、そのあとめっちゃ上がったってゆーとったやん」

スズ「そやで。でも、その頃ななちゃんが投資やってたとして、アップルの株、買う?」

ななちゃん「買うよ!」

スズ「それは今やから言えることやん。その時はよく分からへんアップルの株なんか買わへんのちゃう?」

ななちゃん「そっかー」

スズ「だから、ここで『投資信託』の登場なんよね。めちゃめちゃ儲かりもせんけど、めちゃめちゃ損もしない、ってやつ」

今日は、「投資信託」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう


投資信託を買うということは、
めちゃくちゃ儲けようと考えるのではなく、
損するリスクを減らすことが、
目的のひとつでした。



さて、今日は
「投資信託」の中身のことを少しずつみていきましょう。


これまで、
投資信託とは「たくさんの会社の株式などがパッケージになっているもの」
としてお話してきました。


実際には、
たくさんの債券がパッケージになっているものや、
たくさんの不動産などがパッケージになっているものなどがあります。



「不動産がパッケージ」というと少々分かりにくいですね。

こんな感じをイメージしてみて下さい。


例えば、
あなたがアパートの一部屋を購入して、
それを人に貸したとします。

そうしたら、毎月「家賃」が入ってきますよね。
これが利益です。
(経費のことは考慮していません)


また、
あなたがアパートを一部屋購入して、
その後値上がりした時に売ったら、

値上りした分の差額が利益になりますよね。


「不動産がパッケージ」になった投資信託は、
このように不動産で利益を出すことを目指しています。

アパートの一部屋を購入した場合をイメージしてもらいましたが、
実際は大きなビルなど、もっと大きな規模の不動産を集めたものになります。


話を戻しましょう

投資信託は、

たくさんの株式がパッケージになっているもの、
たくさんの債券がパッケージになっているもの、
たくさんの不動産などがパッケージになっているもの

などがあります。


そして、
これら全部がパッケージになったもの、もあります。


仮に、これら全部がパッケージになった投資信託を、
「ワンサカ投資信託」としましょうか。


すると、
この「ワンサカ投資信託」を買うことは、

たくさんの株式
たくさんの債券
たくさんの不動産など

全て買うことと同じになります。


それがどういうことを意味するかというと、
いろんな種類の、たくさんのものに投資している
ということです。



ここで、
投資信託を買うメリットを思い出してください。


それは、
たくさんの会社などに投資することで、
損するリスクを減らせる、ということでした。


「ワンサカ投資信託」のように、
いろんな種類の、たくさんのものに投資しているということは、

損するリスクを更に減らせる、
ということになりますね。

続きはまた明日みていきましょう


ななちゃん「ややこしなってきたな」
スズ「がんばれ」



今日は、「投資信託」の知識をひとつプラスしました
明日は、さらに「投資信託」の知識をひとつプラスしていきましょう。



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