火災保険、保険料の比較だけで大丈夫? 補償内容も確認しましょう

保険

ななちゃん「いとこが家建ててさ」

スズ「あらー」

ななちゃん「家建てるのにお金使ったから、火災保険は安いのがいいなって言ってた」

スズ「あら」

ななちゃん「火災保険って、どこで入っても一緒なんやろ?」

今日は、「火災保険は保険料の比較だけではダメ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

火災保険を選ぶときに、
「どこが安いか」だけで判断するのは危険です。


なぜなら、
火災保険は商品によって補償範囲が異なるため
安さだけで選ぶと
「必要な補償が付いていなかった」という事態が起こりやすいからです。


まず、
火災保険といっても
実際には 火事だけを補償するわけではありません。


多くの商品では、
風災・水災・雪災・盗難・破損など
さまざまなリスクへの補償を組み合わせて作られています。


これらの補償が
最初からセットになっている商品もあれば
必要なものだけを選ぶ「選択型」もあります。


たとえば水災補償。
近年は豪雨や洪水が増えていますが、
地域によって水害リスクは異なります。

水害リスクが高い地域で
保険料を節約して水災補償を外した結果、
床上浸水で多額の修理費が自己負担になるケースもあります。


また、
破損・汚損補償も要注意です。

「子どもが壁を傷つけた」など
日常のトラブルに対応できる保険がある一方
安い保険ではこの補償が付いていないことがあります。


さらに、
補償範囲が同じように見えても
支払い基準
対象の細かい条件が会社ごとに違い
同じ事故でも受け取れる金額が変わることがあります。


火災保険は、
“自分の家と暮らしをどこまで守るか” を決める商品です。


保険料の安さだけを見るのではなく、
自分の住む地域の特性、家族構成、建物の構造などに合わせて
必要な補償がきちんと備わっているかを確認することが
後悔しない選び方につながります。



ななちゃん「選ぶのめんどくさそう」
スズ「(笑)」



今日は、「火災保険は保険料の比較だけではダメ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「リバランスのタイミング」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



独立系ファイナンシャルプランナー事務所 FP office Bellsへのご相談は、
こちらから
https://fp-office-bells.com/contact.php

コメント