ふるさと納税は上限超えに注意。超えた分は控除されず「ただの寄付」に

ななちゃん「今年まだふるさと納税してへんかったのを思い出してん」

スズ「あら」

ななちゃん「毎年適当にやってんねんけどさ」

スズ「そうなん？」

ななちゃん「ふるさと納税って寄付なんやろ？」

スズ「うん」

ななちゃん「じゃあ別にいくらまででもいいんよね？」

今日は、「ふるさと納税、上限額を超えたら？」の知識をひとつ＋（プラス）していきましょう

ふるさと納税は、
自己負担2,000円を除いた寄付額が
翌年の住民税から控除される仕組みです。

さて、
この控除には
ひとそれぞれの上限額（控除上限額）があるのを知っていますか？

では、
この上限額を超えて寄付をするとどうなるのでしょうか。

結論から言うと、
上限額を超えた分は税金が安くならず
純粋な寄付として扱われることになります。

たとえば
上限額が５万円の人が８万円寄付した場合、

控除されるのは上限の５万円までで、
差額の３万円は税負担の軽減に反映されません。

返礼品は受け取れますが、
節税という観点ではメリットがないということです。

そもそも上限額が設定されているのは、
ふるさと納税が「本来支払う住民税の一部を、寄付という形で好きな自治体に振り替える」制度だからです。

上限額は、
年収や家族構成などに応じて決められています。

ふるさと納税は上手に活用すればメリットがありますが、
上限額を超えると節税効果はなくなり、
純粋な寄付になります。