ななちゃん「ダンナの会社、DCあるねんけど、『よー分からん』って言ってた」
スズ「よー分からん?」
ななちゃん「うん。会社に入った時説明されたらしいけど、なんやよー分からんまま適当に選んで、そのままになってるらしい」
スズ「ありゃりゃ」
ななちゃん「ダンナに『どんな商品選んでるん?』って聞いても、『…なんやろ?』やって」
スズ「ありゃりゃりゃ」
今日は、「企業型DCの説明会」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
企業型DCを導入している会社で働いているのなら、
おそらく入社の時にDCの説明を受けているでしょう。
「え…、そんなんあったっけ?」と思う人もいるかも知れませんね。
そうでなくても、
説明を受けたことは覚えているけれど
その内容をちゃんと理解して運用商品を選んだ? と聞かれると、
「何となく 元本保証のやつ…にした…かな?」ぐらいの記憶の人もいるかも知れません。
入社の時は、
DC以外にもたくさんの説明を受けることとなるでしょう。
新しい環境で、新たな仕事を覚えないといけないし、
人との付き合いも一からだったりするかも知れません。
そんな中で、
「DC」の位置づけは低いものかも知れませんね。
DCの説明を受けた後、
「この中から運用商品を選んでください」と言われても、
「よくわからないから まずは元本保証のものにしておこう」と思う人がいても無理もないと思います。
さて、皆さんはどうですか?
会社で企業型DCがある皆さんは
どんな運用商品を選んでいますか?
新しい会社や仕事にも慣れてきたら、
ぜひ自分が選んでいる運用商品をチェックしてみてください。
では、ここで
企業型DCが導入されている会社で働くAさんの場合を見ていきましょう。
Aさんの会社では、
毎月5000円を、会社がAさんのためにお金を出してくれます。
Aさんは、
その5000円を使って運用商品を購入します。
Aさんは、入社の時にDCの説明を受けましたが、
その時はよく分からなかったので
元本確保型の運用商品「△△定期預金」を選んでいました。
入社から2年経った頃、
自分のDCをチェックして初めて
「自分が選んでいた運用商品は元本確保型だったんだ」と気づいたんですね。
元本確保型の商品は、金額が減ることはありませんが、
大きく増えることもありません。
そこで、Aさんは
5000円のうち3000円で
「〇〇投資信託」を購入することを決めました。
すると、
「△△定期預金」(元本確保型)を毎月2000円分
「〇〇投資信託」を毎月3000円分
を購入することになります。
「〇〇投資信託」は、元本確保型ではありません。
元本が目減りする可能性がありますが、
長く持っておくことで、大きく増えることが期待できます。
ななちゃん「ダンナ知ってんのかな」
スズ「聞いてみ」
今日は、「企業型DCの説明会」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「老齢年金と遺族年金の関係」の知識を+(プラス)していきましょう。
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