ななちゃん「会社の人でさ、ガンになった人がいて」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「まだ30代やねん」
スズ「なんと…」
ななちゃん「お医者さんからは、あと半年ぐらいしか生きられへんって言われてんて」
スズ「つらいな」
ななちゃん「家で療養してはるねんけど、介護が要るねんて」
スズ「そっか」
ななちゃん「でも、介護保険使って介護サービス受けたらいいよね!」
スズ「介護保険サービス受けられるのは40歳以上の人やねん」
ななちゃん「まじ⁈」
今日は、「介護保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
介護という言葉を聞くと
まず思い浮かべるのは 身体の機能が衰えた高齢者のことかも知れません。
実際 人間は年を取るにしたがってだんだんと弱っていき
やがて誰かの手助けが必要になります。
皆さんの親、祖父母の中にも
介護を受けている人がいるかも知れませんね。
さて この介護ですが
昔は家族がその役割を担っていました。
けれど、
今は「介護保険」というものが充実していて
介護が必要な状態 と判断されれば
それに合った介護サービスを受けることができます。
費用も 実費の1割などと安く利用できるようになっています。
では、
介護が必要になる状態 というのはどういう場合に起こりうるのでしょうか。
年を取る ということ以外にも
若くても病気により介護が必要になる場合がありますね。
例えば
末期がんと診断された
若年性認知症と診断された
など
このように
若くても特定の病気に罹って介護が必要になったら
介護サービスを受けることができます。
けれど
どれだけ若くても介護サービスを受けられるのかというと
そうではありません。
40歳以上でなくてはなりません。
なぜなのでしょうか?
実は
介護保険料という保険料を支払っているのは40歳以上の人たちだからです。
会社員の皆さんも、国民健康保険に加入している皆さんも
40歳以上であれば介護保険料を支払っていますが
40歳になるまでは介護保険料を支払っていません。
これがどういうことかというと
介護保険料を支払っていないということは
介護保険サービスも受けられない ということになります。
ですので、
40歳になるまでに介護が必要な病気に罹ってしまったら
自費での利用になります。
ななちゃん「なんとかならへんの?」
スズ「だね」
今日は、「介護保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「健康保険の扶養家族」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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