ななちゃん「会社の先輩がガンに罹りはってさ」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「がん保険入っててよかった、って言ってはったけど」
スズ「そうなのね」
ななちゃん「でも、入院とかしてへんねん。入院してへんかったら保険もでーへんのちゃうん」
今日は、「がん保険、10年前と変わってきていること」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
がん保険は、
この10年ほどで内容が大きく変わりました。
背景にあるのは、
医療技術の進歩と、治療スタイルの変化です。
かつては
「がんと診断されたら一時金が出る」
「入院・手術を中心に備える」
という仕組みが一般的でした。
しかし現在は、
入院よりも通院で行う治療が増え
治療期間も長期化する傾向があります。
これに合わせて、
保障内容はより実際の治療実態に近づいています。
まず
「治療を継続する限り給付が受けられるタイプ」
が主流になってきていることです。
抗がん剤治療、放射線治療など、
外来で行う治療を対象に
1カ月ごとや一定期間ごとに給付金が出る仕組みが増えました。
以前は入院の有無が給付の前提となる商品も多く、
治療そのものを基準にしていなかった点が異なります。
次に、
診断一時金の柔軟性が高まったことが挙げられます。
以前は
「がんと診断されたら1回だけ支給」という形が基本でしたが、
今は再発や転移などでも複数回受け取れるタイプも増えてきています。
このように、
以前のがん保険は “入院と診断時の備え” が中心でしたが、
現在のがん保険は “通院治療・長期治療・再発リスク” に対応した、より現実的な内容に進化しています。
加入を検討する際は、
通院治療への対応や一時金の複数回支給の有無など
自分が必要とする保障に合っているか確認することが大切です。
ななちゃん「そういうことね」
スズ「うん」
今日は、「がん保険、10年前と変わってきていること」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「長く続ける投資に大切なこと」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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