ななちゃん「年金ってさ、将来もらえなくなるかもって言ってる人いるやん」
スズ「もらえなくはならないよ」
ななちゃん「もらえなくなるかも知れへんのやったら、自分で積み立てといた方が良くない?」
スズ「それはちょっと違うかも」
今日は、「年金は自分で積み立てる?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
30代のAさんは、こんな疑問を抱いています。
「毎月 年金保険料を払っているけれど、将来自分は本当に年金を受け取れるのだろうか?」
「自分で積み立てておいた方がいいのでは?」
こうした疑問は、
多くの人が一度は感じたことがあるかもしれません。
ではまず、
公的年金はどのような仕組みで成り立っているのか見ていきましょう。
現在の高齢者が受け取っている年金は、
現役世代が納めている年金保険料から支払われています。
そして、
今の高齢者が現役だった頃に納めた保険料は
その時の高齢者の年金として使われていました。
つまり、
「自分が積み立てたお金を受け取る」わけではなく
「世代と世代が支え合う」仕組みになっているのです。
この方式を 「賦課方式(ふかほうしき)」 といい
「世代間扶養」 とも呼ばれます。
現役世代が支えた分は、
将来自分が高齢者になったときに
次の世代から支えられる。
まさに、世代間のリレーのような制度といえます。
また、
公的年金は単なる「仕送り」ではありません。
保険の仕組みを持ち、
老後の生活を支える 「老齢年金」 のほか、
病気やけがで働けなくなったときの 「障害年金」
家族を亡くしたときの 「遺族年金」 など
人生のさまざまなリスクにも対応しています。
このように、
公的年金は 「自分のための貯金」ではなく
「社会全体で支え合う制度」。
人生のさまざまな場面で私たちを守る、重要な社会保障の一つなのです。
では、
Aさんが感じたように「もし自分で積み立てておいたらどうなるのか?」
続きは、来週一緒に考えていきましょう。
ななちゃん「でもさー」
スズ「続きは来週」
今日は、「年金は自分で積み立てる?」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「年金は自分で積み立てる?」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。
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