取り崩し期の家計管理│まずは家計の棚卸しから

ライフプランニング

ななちゃん「老後は貯金を適当に取り崩したらあかんのや」

スズ「計画を立てて取り崩さなね」

ななちゃん「若い時はそんなことせーへんやん」

スズ「年いって働けなくなってから、『貯金足らへん』ってなったら嫌やろ」

ななちゃん「たしかに」

今日は、「取り崩し期の家計管理」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

退職後は、
毎月のお給料がなくなる代わりに
年金や貯蓄を取り崩して生活していくことになりますが、

「思ったよりお金が減るのが早いな…」と感じていませんか?
そんなときこそ、家計の見直し
資産を長持ちさせるカギになります。


まずは「固定費」をチェック

見直しの第一歩は、
毎月必ず出ていく固定費です。

たとえば、
携帯電話を格安プランに変えたり
使っていないサブスクなどを解約したりするだけで
年間で数万円の節約になることもあります。


保険料も、現役時代のままになっていないか確認してみましょう。
子どもが独立していれば、
保障を減らして保険料を下げられる場合があります。


「楽しみながら使う」意識を大切に

次に見直したいのは、
日々のお金の使い方です。

外食や買い物、趣味などは暮らしを豊かにしてくれますが、
「週に何回まで」「月いくらまで」と上限を決めておくと安心です。

我慢するのではなく、
本当に自分が楽しめることにお金を使う」という意識を持つことで
心にもお金にも余裕が生まれます。


家計の「見える化」で安心を

資産を長持ちさせるためには、
お金の流れを見える化することも大切です。

家計簿アプリが苦手でも、
ノートに「今月使ったお金」と「入ってきたお金」を簡単に書くだけで十分です。
数字で見ると、どんな出費が多いのかが自然と分かります。


少しずつ整えて「自分らしい暮らし」を

資産を長く持たせるコツは、
無理なく、気づいたときに少しずつ見直すことです。


お金の流れを時々振り返るだけで、
将来の安心感がぐっと変わります。

「支出を整えること」は、
節約というよりも
「自分らしい暮らしを続けるための工夫」です。



ななちゃん「ふぅん。簡単そうに見えるけど」
スズ「そう?」



今日は、「取り崩し期の家計管理」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「年金から天引きされるもの」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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