ななちゃん「債券買ったら利息がもらえるんよね」
スズ「そやね」
ななちゃん「利息を知りたいねんけど、利率と利回り、似たような言葉でわからん」
スズ「利息は、利率を基に計算されるよ」
ななちゃん「じゃあ、利回りは?」
今日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
債券とは、
国や企業が資金を調達するために発行する借用証書のようなものです。
債券を持っている人には、
定期的に利息が支払われます。
さて、
債券には
「利率」と「利回り」という
二つの重要な数字があります。
まず「利率」とは、
債券を持っている間に支払われる利息の計算の基になる割合です。
例えば
額面100万円で
利率2%なら
毎年2万円の利息が支払われます。
利息は多くの債券で半年に一度支払われ、
保有している間ずっと受け取ることができます。
利率は発行時に決まっており、
購入時期に関わらず利息の額は同じです。
一方、
「利回り」とは
実際に債券を購入した金額に対して得られる収益の割合です。
例えば
額面100万円の債券が
市場で95万円に値下がりしていた場合、
これを購入して満期まで持てば、
額面との差額5万円も利益になります。
さらに利息も受け取れます。
利回りとは、
この利息と差額を合計した利益を
購入金額(この場合は95万円)で割った割合です。
債券投資では、
投資判断の材料としては
実際の購入価格を反映した利回りが重要です。
利回りを見れば、
どれくらいの収益が期待できるかをより正確に判断できます。
ななちゃん「あの数字、そういう意味やってんね」
スズ「お!」
今日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「市場金利と債券価格」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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