ななちゃん「債券、ってさ借用証書みたいなもんなんやろ?」
スズ「そうやね」
ななちゃん「債券買ったらずっと持っといて、最後にお金返してもらうんや」
スズ「途中で売ったり買ったりもできるよ」
ななちゃん「どういうこと?」
今日は、「債券を買うタイミング」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
例えば
個人向け国債
個人向け国債は
毎月売り出されています。
売り出し(募集)の時に国債を買って
満期まで持っていれば、
支払ったお金が戻ってきます。
このように
国債など債券は
「募集の時に買う」方法と、
既に売り出されているものを買うこともできます。
「既に売り出されているもの?」
ちょっと分かりにくいですね。
これは
「市場で取引されている債券」のことです。
では
募集の時に債券を購入したAさんの例を見てみましょう。
Aさんは2年前に、
B社の債券を買いました。
満期まで5年の債券を
募集時に購入したということです。
さて、
Aさんは5年間、債券を持っておくつもりでしたが
考えが変わって売ることにしました。
すると
誰か他の人が
Aさんが売る「B社の債券」を買うことになりますね。
では、
Cさんが
Aさんが売った「B社の債券」を買うとしましょう。
Cさんは
「B社の債券」を
募集時、ではなく
既に取引が行われている市場で買った、ということになりますね。
国や企業が募集をかけて販売する債券を
新発債(しんぱつさい)といい、
既に発行されて市場に出回っている債券を
既発債(きはつさい)といいます。
ななちゃん「ふぅん」
スズ「なんやそれだけか」
今日は、「債券を買うタイミング」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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