家族信託│自分たち家族に合うようにコーディネートできます

ライフプランニング

ななちゃん「こないだ友達が『家族信託の契約した』って言ってた」

スズ「あら」

ななちゃん「お父さんと結構長い時間かけて考えたらしいよ」

スズ「そうなのね」

ななちゃん「税理士さんも一緒に打ち合わせしたりとか、大変やったみたい」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「なんでそんな面倒くさいことするの?」

今日は、「家族信託」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

ななちゃんの友達が、
お父さんと家族信託の契約を結んだようですね。

税理士さんも入っての打ち合わせなど、かなり時間もかかったようです。


ではなぜ
そんな時間をかけてまで
わざわざ家族信託の契約をしたのでしょうか?


経緯をみていきましょう。

ななちゃんの友達のお父さんをAさんとします。


Aさんは70歳代。
預貯金の他に、
自宅と賃貸用のアパートを持っていて
これらの管理はAさんが行っています。


さて、
Aさんは
「この先自分が認知症などになってしまったらどうしよう」と
考えるようになりました。


認知症などによって判断能力が低下したら、
これらの管理をすることは難しくなりますね。


例えば
賃貸用アパートを売却しようと思っても、
認知症になってしまっていたら
売却できないかもしれません。


もしAさんが
賃貸用アパートを売却したお金を使って
施設に入所しようと思っても、
売却できなければ
難しいかも知れませんね。


そんな時、
娘が代わりにやってくれればいいんだけど」とAさんは考えました。

そこで考えたのが
家族信託


家族信託とは、
「財産管理を家族にお願いする」ことです。


これは単に
「何かあったらよろしくね」と伝えておくだけでは不十分で、
公的に証明された文書(公正証書)を作っておく必要があります。


公正証書には、
自分の財産をこの先どうしたいのかなどを盛り込み、

その家族に合った内容で
自由に作ることができます。


まだまだ元気な時に、
「これから」を話し合う良い機会になるかも知れませんね。



ななちゃん「そうなんや」
スズ「うん」



今日は、「家族信託」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「障害年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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